231. びんビールと缶ビール
1973年にはビール類の92%が瓶入りで、缶はたった5%だった。1995年には瓶入りと缶入りが逆転して、2015年では瓶入りが9%に対して缶入りは72%と圧倒的に缶ビールが多くなった。規制緩和によってスーパーやコンビにでもビールが買えるようになると、気軽に買える缶ビールが人気にな
1973年にはビール類の92%が瓶入りで、缶はたった5%だった。1995年には瓶入りと缶入りが逆転して、2015年では瓶入りが9%に対して缶入りは72%と圧倒的に缶ビールが多くなった。規制緩和によってスーパーやコンビにでもビールが買えるようになると、気軽に買える缶ビールが人気にな
カーボンブラックは需要の9割がゴム向けで、そのうち自動車タイヤが8割に達する。かつては油や松を燃やした煙から「スス」としてカーボンブラックを回収する方法で製造された。現在は石油精製時の残さ油などから「ファーネス法」を用いて連続的に生産される。現在は中国の生産量が500万トンで世界
日本で販売されているオルゴールの本体メカ部分は、中国製を除くほぼ全てにSankyoの文字が刻まれている。戦後すぐの1946年に創業して2年後にはオルゴール開発に着手した三協精機製作所が製造したものである。現在の社名は日本電産サンキョー。日本最大のオルゴールメーカーで、自動化された
世界にある核兵器の数は、米ソ冷戦下の1986年にピークを迎え、約7万発になった。しかし冷戦終結で米ソは第一次戦略兵器削減条約に署名し、双方の戦略核を6000発以下にすることにした。2016年現在国別の核兵器保有数(全米科学者連盟による)は、ロシアが7300、米国が6970、フラン
日本人の主食である米を生み出す「稲」は、昔は捨てる部分がないほどフルに活用されていた。稲ワラはあらゆる用途に使えるように工夫されてきた。まずは「縄」、いろいろなものが縄を使って固定された。入れ物である「米俵」、雨具である「蓑」や「笠」、畳の内部材料、履物である「わらじ」や「雪靴」
スーパーやコンビニで商品読み取りに使われるバーコードは、横方向にしか情報を持てない。そこで縦横に情報をもつ「二次元バーコード」が開発された。最も使われているのが「QRコード」で、これは自動車部品などを製造するデンソーが工場内部品管理用として1994年に開発したものである。一方向型
現在日本には、国立公園が32箇所、国定公園が57箇所ある。宮城県には国定公園は「蔵王」と「栗駒」がある。一方国立公園ではかつて「陸中海岸国立公園」があったが、これは一部見直しが行われて2013年に「三陸復興国立公園」に名称変更された。青森県南部から宮城県牡鹿半島に至る三陸海岸一帯
日本電産コパルは、スマホ向け世界最薄レベルの小型カメラモジュールを開発した。サイズは8.5ミリ角で厚さは4.2ミリ。1600万画素のCMOSイメージセンサを採用し、オートフォーカス機能も搭載する。このサイズと性能はすごい技術だ。世界的にはCMOSカメラモジュールの半分を韓国メーカ
1300年頃に欧州で機械式の時計が発明され、以降機械式時計は進化しながら使われてきた。1926年には機械式自動巻きも発明された。しかし1969年にセイコーが世界初の「クォーツアストロン」を発売して、時計の常識が変わった。正確で安価な「クォーツ」がスイス時計産業を駆逐していった。し