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232. ねじの日   2016年10月1日

 6月1日はねじの日である。1949年6月1日に日本工業規格JISが定められたことに由来する。ねじは最も古くから標準化が進められた機械要素である。1543年にポルトガル人が種子島に漂着した際、領主は2挺の火縄銃を買い入れた。刀鍛冶の八坂金兵衛が命じられてその製造方法を研究し、同じものをつくりあげる。この銃に「尾栓のねじ」が使われており、日本人が見た最初のねじとされている。金兵衛は雄ねじは簡単に作れたようだが、雌ねじの製造には苦労したらしい。

231. びんビールと缶ビール   2016年9月26日

 1973年にはビール類の92%が瓶入りで、缶はたった5%だった。1995年には瓶入りと缶入りが逆転して、2015年では瓶入りが9%に対して缶入りは72%と圧倒的に缶ビールが多くなった。規制緩和によってスーパーやコンビにでもビールが買えるようになると、気軽に買える缶ビールが人気になった。1970年前後にはビールの自動販売機が登場して、缶ビール販売を後押しした。だが瓶ビールも捨てがたい人気がある。

230. カーボンブラック   2016年9月23日

 カーボンブラックは需要の9割がゴム向けで、そのうち自動車タイヤが8割に達する。かつては油や松を燃やした煙から「スス」としてカーボンブラックを回収する方法で製造された。現在は石油精製時の残さ油などから「ファーネス法」を用いて連続的に生産される。現在は中国の生産量が500万トンで世界生産の4割を占める。印刷用黒インクや書道の墨にも使われる。

229. 炭素繊維   2016年9月21日

 カーボンファイバーとも呼ばれる炭素繊維は、ゴルフクラブや釣り竿などに使われるが、複合材料の形で飛行機や自動車への応用も進みつつある。炭素繊維は、特殊なアクリル繊維を高温で焼いてつくる真っ黒な繊維であり、鉄に比べて重さは4分の1、強度は10倍とされる。日本の東レ、帝人、三菱レイヨンの3社で世界シェアの過半を占める。東レは世界首位である。日本企業が強い分野のひとつ。

228. オルゴールの三協精機   2016年9月19日

 日本で販売されているオルゴールの本体メカ部分は、中国製を除くほぼ全てにSankyoの文字が刻まれている。戦後すぐの1946年に創業して2年後にはオルゴール開発に着手した三協精機製作所が製造したものである。現在の社名は日本電産サンキョー。日本最大のオルゴールメーカーで、自動化された工場での生産により世界市場の8割を占めていたが、現在は中国製が増えてきている。

227. 核兵器保有国   2016年9月17日

 世界にある核兵器の数は、米ソ冷戦下の1986年にピークを迎え、約7万発になった。しかし冷戦終結で米ソは第一次戦略兵器削減条約に署名し、双方の戦略核を6000発以下にすることにした。2016年現在国別の核兵器保有数(全米科学者連盟による)は、ロシアが7300、米国が6970、フランス300、中国260、英国215、パキスタン110~130、インド100~120、イスラエル80、そして北朝鮮が不明。

226. 稲ワラのすばらしさ   2016年9月15日

 日本人の主食である米を生み出す「稲」は、昔は捨てる部分がないほどフルに活用されていた。稲ワラはあらゆる用途に使えるように工夫されてきた。まずは「縄」、いろいろなものが縄を使って固定された。入れ物である「米俵」、雨具である「蓑」や「笠」、畳の内部材料、履物である「わらじ」や「雪靴」、敷物である「むしろ」「わら布団」、屋根には「わらぶき屋根」、ワラを刻んで補強剤にした土壁、「鍋敷き」や「ワラ籠」、またワラは馬の餌になり、腐らせれば肥料になった。納豆も稲わらでつくられた。しかし現在の稲作はコンバインを使うので、「稲わら」を得ることができなくなってしまった。

225. QRコード   2016年8月27日

 スーパーやコンビニで商品読み取りに使われるバーコードは、横方向にしか情報を持てない。そこで縦横に情報をもつ「二次元バーコード」が開発された。最も使われているのが「QRコード」で、これは自動車部品などを製造するデンソーが工場内部品管理用として1994年に開発したものである。一方向型バーコードは数字13桁からなるが、QRコードは7089桁にもなる。スマホのカメラで読み取り活用が可能になって広がった。

224. 三陸復興国立公園   2016年8月25日

 現在日本には、国立公園が32箇所、国定公園が57箇所ある。宮城県には国定公園は「蔵王」と「栗駒」がある。一方国立公園ではかつて「陸中海岸国立公園」があったが、これは一部見直しが行われて2013年に「三陸復興国立公園」に名称変更された。青森県南部から宮城県牡鹿半島に至る三陸海岸一帯である。国立公園や国定公園は、美しい自然や景観を未来に受け継ぐことを目的に、国や自治体が管理するものである。

223. スマホ用カメラモジュール   2016年8月23日

 日本電産コパルは、スマホ向け世界最薄レベルの小型カメラモジュールを開発した。サイズは8.5ミリ角で厚さは4.2ミリ。1600万画素のCMOSイメージセンサを採用し、オートフォーカス機能も搭載する。このサイズと性能はすごい技術だ。世界的にはCMOSカメラモジュールの半分を韓国メーカーが供給している。ただそのCMOSセンサについてはソニーが大きなシェアを有している。