佐藤光雄(技術士:機械、宮城県)
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 2017/07/06 (116 ヒット)

 実はキノコは動物でもなければ植物でもない。昔は植物の一種と考えられていたが、現在は酵母やカビなどと同じ「菌類」に属する。菌類は子孫を増やすために「胞子」をつくる。胞子をつくる「子実体」の部分を私たちが「キノコ」と呼んでいる。本体である「菌糸」は地中にあって見えない。日本に生えているキノコは約5000種類。キノコなどの菌類は、死んだ生物や枯れた植物などを分解して土にかえす働きをしている。私たちが口にする「シイタケ」「シメジ」「えのきだけ」「舞茸」「エリンギ」などは、工場で商業的に人工栽培されたものが多い。シイタケなどは山で原木栽培されるものもある。


 2017/07/06 (119 ヒット)

 V22は、米国のベルヘリコプター社とボーイングバートル社が共同開発した航空機で、愛称は「オスプレイ」である。輸送機であり、1989年に初飛行した。これまでの生産数は200機以上とされる。最大の特徴は、垂直/水平飛行を可能にした「垂直離着陸機」という点にある。ティルトローター方式を採用しており、ヘリコプターに比べて高速飛行が可能で航続距離にも優れる。ヘリコプター用の甲板から離着陸が可能だ。在日米軍は現在、MV22オスプレイを普天間飛行場に24機配備しており、これまで全国各地に飛来させている。熊本地震では救援物資輸送を支援した。


 2017/07/06 (103 ヒット)

 思い返すに昔の名刺は縦書きだった。郵便番号がなかった時代の名刺はほとんど縦書きだったが、名刺の中に算用数字の記載が増えるにしたがって縦書きは減っていった。1998年から7桁の郵便番号が記載されるようになり、〒記号の後に3桁+4桁の数字が並ぶと、縦書き名刺では無理が出た。1990年代後半からは電子メールアドレスが記載されるようになると、もはや名刺は横書きにならざるをえなくなる。中国漢字文化圏(縦書き)から欧米文化圏(横書き)への変化の一例といえるかも。


 2017/06/30 (86 ヒット)

 地球は大きな磁石である。地球の中に電気を流し続ける発電のしくみがあり、それによって大きな磁力が常に発生している。地球内部には核がある。外核では鉄などの金属が溶けた金属は動き回っている。その結果地球の小さな磁場の中で電気が生まれ(電磁誘導原理)、この電気がさらに大きな磁場をつり地球全体が磁石になる。地球をとりまくこの「磁場」は、有害な放射線が地上に降ってこないように守ってくれているという。


 2017/06/27 (86 ヒット)

 使い終わったびんを回収洗浄して、再び中身をつめて商品として使う「びんのリユース」は、かつては当たり前だった。その歴史は古く、明治の初めころにガラスびんを集めて売る「びん商」が生まれた。市区町村や酒類販売店が分別収集した「びん」は、その中からリユースびんが抜き取られ、洗びん工場に送られてそこで洗浄され、そのままリユースされるものとカレット工場に送られるものに分かれる。カレット工場では砕いて新びんの原料にする。リユースできるびんは、丸正マークのついた一升瓶とビール瓶、それにRマーク刻印がついたびんである。


 2017/06/27 (64 ヒット)

 チベットは、中国南西部に位置しインドやネパールと隣接する中国の直轄自治区である。ネパールとの国境にエベレスト(ヒマラヤ山脈)がある。面積は123万平方キロ、ちなみに日本国土は約38万平方キロ。人口は318万人で9割がチベット族。1951年に中国軍がラサに進駐し、1959年の動乱を軍が鎮圧し、ダライラマ14世はインドに脱出した。こうして1965年にチベット自治区が成立。ラサ市内では人口の半分以上を漢族が占め、飲食店や商店の多くを漢族が経営する。観光客は2015年に2006年の10倍になり増加している。歴代ダライラマの居住したポタラ宮は世界遺産。だが大半の農民や遊牧民は貧しいままだ。


 2017/06/22 (84 ヒット)

 5~6人程度で意見を出し合い、問題解決のアイデアなどを生み出すのが「ブレインストーミング」である。企業や官公庁などで、課題解決以外にも、事業創出や経営改善に活用するところもある。良いアイデアを出すだけでなく、チームワークをよくするとか、課題を自分ごと化する効果も狙える。例えば飲食店で料理が出るのが遅いと思ったら、その原因を追究するというより、店長の視点で「どうやったら速く出せるか」のアイデアを考える。アイデア出しは質ではなく量を求める。他人のアイデアに便乗して考える、などが大事。


 2017/06/20 (91 ヒット)

 エアコンは夏には冷たい風を出して冬には暖かい風を出すことができる。エアコンは室内機と室外機がセットで、両方に熱交換器がある。熱いところから冷たいところへ移動する熱の性質を利用しており、熱を運ぶのは冷媒という物質である。今は代替フロンが使われ、エアコンのパイプの中を気体になったり液体になったりしながら、駆け巡っている。気体の温度は圧縮すると上がり膨張すると下がる性質や、液体は蒸発時に気化熱を奪う性質を利用する。例えば冷房の場合、室内の熱交換器が室内の空気から熱を奪い、室外の熱交換器がその熱を室外の空気にのせて排出する。


 2017/06/14 (105 ヒット)

 かつては大晦日の夜にはTBS系で「レコード大賞」が放送され、続いて人気歌手たちは会場の帝国劇場からNHKホールの「紅白歌合戦」へと大急ぎで移動した。当時は「レコ大から紅白」が歌手の「黄金コース」で、受賞歌手は翌年のギャラがアップした。日本レコード大賞を主催するのは日本作曲家協会、1959年に制定され第1回大賞は水原弘の「黒い花びら」だった。歌謡曲黄金時代の1977年には、番組視聴率は50.8%を記録した。半世紀以上続いてきた日本レコード大賞は今年で58回目だが、変化の波におされている。


 2017/06/07 (101 ヒット)

 NTTドコモは、ネット接続サービス「iモード」機能搭載ガラケーの出荷を終了すると発表した。「iモード」サービス自体は継続する。「iモード」は、世界初の携帯電話IP接続サービスとして、1999年2月にサービスが開始された。ドコモが独自に開発したもので、音楽のダウンロードやニュース配信が可能になり、銀行振り込みや飛行機座席予約なども可能になった。また「iモードメール」はインターネットメールとして使えることから爆発的に普及し、2010年には契約者数が約4900万人に達した。現在は1700万余件。スマホの普及に押されて利用者数は減少している。


 2017/06/02 (96 ヒット)
 最近本屋さんの一角で、「おとなのぬりえ」関連書籍が多数並ぶようになった。河出書房新社が2005年に始めた「大人の塗り絵」シリーズがきっかけで、大ブームを呼んでいる。社内の企画会議で大人向け塗り絵本の刊行を提案したときは賛否両論だったが、試しに6000部発行したらすぐに売り切れた。これまでに約150点を刊行し、実用書では異例の累計600万部超えを達成。「大人の……」さきがけ商品は、1989年からロングセラーを続ける永谷園の「おとなのふりかけ」である。少子高齢化が進む中、童心を大人向けに企画した商品が出てくる。学研の「大人の科学」など。

 2017/05/23 (109 ヒット)

 乾電池にとって大事な3つの材料は(1)プラス極(2)マイナス極(3)電解液である。マンガン乾電池もアルカリ乾電池も、プラス極には二酸化マンガンが使われ、マイナス極には亜鉛が使われている点で同じ。ただ構造は異なり、マイナス極の亜鉛はマンガン乾電池では外側の容器になっているが、アルカリ乾電池では中央部の芯になっている。マンガン乾電池の電解液は弱酸性の塩化亜鉛溶液で、アルカリ乾電池ではアルカリ性の水酸化カリウム溶液である。連続して大きなパワーが必要な用途にはアルカリ乾電池を使い、それ以外では安価なマンガン乾電池を使うとよい。


 2017/05/18 (154 ヒット)

 今年5月に豊島区が新庁舎を建設した。総工費は430億円、しかしこの新庁舎は税金投入ゼロで実現した。そこに採用された方法は、区が所有する土地に1~9階までが区役所、11~49階が権利交換方式による地権者の住宅(分譲マンション)という建物である。マンション売上金181億円が庁舎建設に当てられた。旧区役所跡地は民間に貸与して191億円を捻出した。国の再開発事業補助金106億円も得た。こうして日本初のマンション一体型本庁舎は税金投入0で建設された。


 2017/05/10 (180 ヒット)

 白内障は国内に患者が約4000万人いるとされる。白内障の手術は年間約140万例があるという、すごい数だ。高齢化の進展で患者数が増えている。この病気は紀元前から知られており、18世紀には水晶体のにごりが原因であることがわかっていた。白内障は、水晶体が年齢とともに白くにごって視力が低下する病気だ。水晶体は、目の中でカメラのレンズのはたらきをしている組織。白内障は比較的容易に手術されるという。手術の手順は(1)メスで角膜を切開(2)針で前のうを切開(3)超音波で水晶体を砕く(4)水晶体を吸収する(5)人工レンズを挿入、となる。


 2017/04/27 (181 ヒット)

 所得税は、まず事情に合わせた「所得控除」分を引き、残った「課税所得」に税金がかかるしくみだ。所得控除としては、まず全ての人に(1)「基礎控除」がある。会社員や公務員では(2)「給与所得控除」がある。年収103万円以下の配偶者がいれば(3)「配偶者控除」がある。扶養している子供や祖父母などがいれば(4)「扶養控除」がある。さらには「社会保険料控除」や「生命保険料控除」「医療費控除」などもある。こうした控除分を引き、残った「課税所得」に税率をかける。税率は所得が増えるほど高くなる。195万円以下なら5%、これを超えて330万円まで10%、これを超えて695万円まで20%など。


 2017/04/20 (192 ヒット)

 世界で4400万台売れたトヨタ自動車のカローラが、その発表から半世紀になる。「自動車をみんなのものに」をめざした大衆車であり、大衆車とは何かを追い求めた車でもあった。当時は大卒初任給が3万円に満たない時代、40万円台という価格だった。50年前には約50人に1台しかなかった国内の乗用車は今、ほぼ2人に1台になった。発売3年後から33年連続で国内販売の首位を維持した車である。国内では大衆車の主役をプリウスやアクアに譲ったが、海外では今も主役として健在で12の国と地域で生産されている。


 2017/04/11 (194 ヒット)

 インターネット販売で合鍵をつくり女性宅に侵入した男が逮捕された。鍵のメーカーと番号がわかれば実物がなくても合鍵を入手できる。鍵番号は鍵穴の種類や刻みパターンを示す鍵の設計図にあたる。今では家の合鍵はメーカー名と番号がわかればネットで簡単に注文できる。15~20年前に主流だった「ギザギザ型鍵」は姿を消し、ピッキング対策で「精巧なディンプル型」が普及している。この鍵は店頭では複製できないのでネットで注文になる。防犯で大事なことは、鍵番号を「見せない」「貸さない」「預けない」ことだという。


 2017/04/07 (202 ヒット)

 かまぼこの購入額で仙台市はダントツの1位である。仙台市民は1世帯あたり年間1万2000円をかまぼこ購入に費やす。独走の理由は宮城の名産「笹かまぼこ」、県内外への贈答用に買う人が多い。明治時代に仙台でヒラメの大漁が続いた。そこでヒラメをすり身にして竹串に刺して焼いたのが笹かまぼこの始まりとされる。1935年創業の阿部蒲鉾店が「笹かまぼこ」と銘打ったのが名前の始まり。県内には50以上のかまぼこメーカーがあるという。鐘崎も有名だが石巻の「白謙」が人気が高い。


 2017/04/03 (196 ヒット)

 今では当たり前になっているトイレの擬音装置。1950年頃から水洗トイレの普及が進み、簡易水洗型トイレを販売していた折原製作所は、女性客の要望に応えて流水に似た音を出す「エチケットーン」を1979年に開発・発売した。これが世界初のトイレ擬音装置誕生である。1988年に、今や擬音装置の代名詞ともされる「音姫」をTOTOが発売した。「音姫」は2009年には出荷台数が100万台を突破した。「音姫」購入の目的は節水である、女性社員らが用足し音を恥ずかしいからと大量の水を流し費用がかさむという課題があった。1990年にはINAXが「節水トーン」を発売した。トイレ擬音装置は外国ではあまり必要とされないらしい。


 2017/03/13 (290 ヒット)

 最近話題のことばに「IoT(アイオーティー)」があり、英語のInternet of Thingsの頭文字である。家電や文房具といった日用品から巨大な設備や産業施設まで、あらゆるモノがネットにつながることで、社会が大きく変わると予測されている。近年では各国政府や大手企業が競うように成長戦略などに組み込む。この背景には、(1)センサーなどの電子部品が安価で小型になったこと、(2)大量のデータを扱えるネット環境の充実、の2つがある。ただネットにつないだモノが外部から勝手に操作される危険性が課題である。


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