TOP : 396.シャンパンの話
 2018/07/12 (64 ヒット)

 祝杯において世界中で飲まれているのが「シャンパン」である。実は「シャンパン」と呼ばれるのは、フランス北東部のシャンパーニュ地方でつくられたスパークリングワインだけである。この地域の3万3000ヘクタールのブドウ畑からとれるブドウだけで、シャンパンはつくられる。ここで収穫されるブドウは30万トン、醸造と販売を行うのはメゾンと呼ばれ、その地下にはビン詰めされたシャンパンが並ぶ貯蔵庫がある。その距離が100キロ。300年前、オービレール村の修道院はワインづくりをしていた。そこで修道士の「ドンペリニオン」がシャンパンの製造技術を確立した。彼はルイ14世が求めたワインを47年かけて完成させたのだ。それが泡の出る白いワインである。ポイントはまずブドウのつぶし方にあった。時間をかけてゆっくりつぶす。今でもシャンパーニュ地方における製造はドンペリニオンが決めた方法で行われる。酵母を加えて発酵させまずワインをつくる。次にブレンドして再び酵母を加えてビンに詰め、二度目の発酵をさせる。15か月以上寝かせることできめ細かい泡が生まれる。