TOP : 373.紙幣の印刷技術
 2018/04/15 (98 ヒット)

 日本の紙幣は国立印刷局で印刷されている。紙幣の印刷方式は、ドライオフセットと彫刻凹版印刷を組み合わせたものになっているが、そこには各種の偽造防止技術が入っている。例えば千円札の場合についてその一部を以下に紹介する。自分で確認してみてほしい。ちなみに1000円札は14色の特別なインキを用いて印刷されている。(1)パールインキ:左右両端にピンク色を帯びたパール光沢半透明印刷部がある。(2)潜像模様:裏面右側中央部を下から斜めにするとNIPPON潜像印刷が見える。(3)隠し文字:裏面右上桜の花びらの中に隠し文字がある「ニ」「ホ」「ン」。(4)すき入れパターン:肖像画のすぐ右に縦線でスキ入れバーが入っている。(5)マイクロ文字:上部や右上部などにマイクロ文字NIPPONGINKOが並んでいる。裏面右下桜の下部にマイクロ文字「NIPPONGINKO」、富士山の左上にも。(6)潜像パール模様:左下に2重潜像文字で「1000」と「千円」がある。(7)特殊発光インキ:日本銀行総裁印に紫外線を当てるとオレンジ色に光る。(8)透かし:もちろん肖像画の透かしが紙の抄紙時に組み込まれている。(9)深凹版識別マーク:目の悪い人のための識別バーがある。