TOP : 372.グーテンベルグの活版印刷
 2018/04/11 (75 ヒット)

 世界四大発明の一つとされる活版印刷術は、グーテンベルグによって発明された。この活版印刷術を使って最初に印刷されたのが「42行聖書」と呼ばれるもので、別名「グーテンベルグ聖書」。現在全世界に不完全本も含めて47部が存在する。日本にも完全本1冊がある(慶應義塾図書館)。この「グーテンベルグ聖書」だが実はグーテンベルグが印刷したものではないとされている。グーテンベルグは52歳のときに(1450年)、ヨハン・フストから金を借りて活版印刷術を発明した。具体的に言えば活版、インク、印刷機を発明。だがフストに借金を返済できずに、1455年フストは訴訟を起こしてグーテンベルグの発明した印刷機や活字や道具類を押収した。そしてフストはグーテンベルグの弟子だったシェーファーとともに世界で初めての活版印刷物を完成させた。それが「グーテンベルグ聖書」である。なおグーテンベルグの生涯に関する記録はほとんど残っていない。ただ返済できなかった借金に関する法廷記録のみによって、その発明が明らかになっている。