TOP : 370.葛飾北斎、3つのGreat Wave
 2018/03/24 (57 ヒット)

 NHKテレビ「歴史秘話ヒストリア」を見た。今年はロンドンの大英博物館で葛飾北斎展が開かれ、そこでの注目は「Great Wave」である。これは有名な富嶽三十六景の神奈川沖浪裏に描かれた波頭をさす。北斎は1760年江戸に生まれる。37歳で神社に奉納されていた西洋画を見る、そこには富士山と波が描かれていたという。北斎が50歳ころに描いた波の絵は、以前に比べて幾分迫力が増していた。1831年72歳で富嶽三十六景を描く。その中で神奈川沖浪裏に「第一のGreat Wave」を完成させた。北斎はその後も人々が驚くような意欲的作品を次々と発表する。そして「富嶽百景」では「海上の不二」において、砕け散る波がしらが鳥に姿を変えて飛んでいくかのような新しい「第二のGreat Wave」を完成させた。80歳を超えてからは信州の小布施を訪れて、ここで「最後のGreat Wave」を完成させる。それが上町祭屋台の天井に描かれた「男浪」「女浪」である。この2枚は今回初めて小布施を離れて大英博物館に運ばれた。私が小布施に行ったときちょうど貸出し中になっていた。