TOP : 351.仙台市電
 2018/01/25 (140 ヒット)

 かつて仙台市内にも市電が走っていた。大正15(1926)年、木造4輪の市電が大町1丁目~仙台駅前~荒町間の3.3キロで営業を開始した。初めから市営であった。開業当時の運賃は5銭。その後、長町、八幡町、北仙台などへ延長されていった。仙台市電の最盛期は昭和30年代で、89両もの車両で一日平均10万人を運んだという。しかし路線は一般道路と重なっていたため、モータリゼーションによる道路の混雑から、市電の定時制が保てなくなった。利用者は減少していった。1967年にはワンマン化―を導入。しかし昭和51(1976)年、時代の流れに勝てずに仙台市電はついに幕を閉じた。この仙台市電が秋保電鉄とも接続していた時期がある。秋保電鉄とは、仙台の長町と秋保温泉を結んでいた鉄道であったが、1961年に廃止になっている。なお仙台地下鉄富沢車両基地には「仙台市電保存館」があり、かつてを懐かしむことができる。