TOP : 338.人間国宝
 2017/12/11 (53 ヒット)

 「人間国宝」は通称であり、正式名称は「重要無形文化財保持者」である。1950年制定の文化財保護法に基づき創設された。能楽や歌舞伎、文楽、演芸などの「芸能系」と、陶芸や染織、漆芸、金工といった「工芸技術系」に大別される。現在14の分野があり、認定保持者は112人いる。各人に年間200万円が支給される。しかし実はこの制度は誤解されているという。「わざ」を文化財として指定し、わざの高度な体現者を認定しているのであり、「ひと」を顕彰しているのではない。分野別件数をみると、最も多いのが「音楽」で19件22人、次が「染織」で14件16人、次は「陶芸」の9件10人、その後「能楽」5件11人、「漆芸」5件10人と続く。