TOP : 335.蚊取り線香
 2017/11/30 (17 ヒット)

 蚊取り線香の草分けといえば、金鳥ブランドで知られる大阪の「大日本除虫菊(株)」である。創業者の上山英一郎が、乾燥させた除虫菊の粉で世界初の棒状蚊取り線香をつくったのが1890年。だが長さ20センチの棒状では燃焼時間が40分しか持たなかった。悩んでいた創業者に、「渦巻き」というコロンブスの卵的アイデアを提案したのは、上山の妻ゆきであった。こうして1895年、実用化まで7年をかけて渦巻き型蚊取り線香「金鳥の渦巻き」が誕生した。当時開発実用化された方法は、長さ60センチの線香を2本同時に手で巻いてつくる方法(ダブルコイル)だったという。その後機械で打ち抜く方式になっている。ちなみに金鳥の渦巻き蚊取りは「左巻き」だという。