TOP : 334.心臓と血管
 2017/11/25 (19 ヒット)

 「静脈」とは心臓に戻る血管のことで、一方心臓から出ていく血管は「動脈」である。多くの動脈には静脈が寄り添っているが、血液は互いに逆の方向に流れる。全身の静脈血は大静脈へ集まって心臓の右心房へ入り、右心室から出て肺動脈を通って肺へ向かう。肺で酸素の補給を受けたのち、血液は肺静脈を通って左心側へ戻り大動脈から出て全身へ送られる。血液中の赤血球に含まれるたんぱく質のヘモグロビンが酸素分子の運び屋である。ヒトの全身の血液量は体重の8%ほどで、体重60キロの人なら約5リットル。そのうち動脈の容量は18%、静脈が75%、毛細血管が7%となっている。毛細血管は細く壁が薄いことが特徴で、壁を通して細胞や組織との間で物質の交換が行われる。