広報委員 佐藤光雄(技術士:機械、宮城県)

313.日本人とまぐろ
2017/09/17 (35 ヒット)

 日本人はマグロ好きである。日本人とまぐろの関係は古く、縄文時代にまでさかのぼる。冷蔵技術のない江戸時代には、漁場から魚市場につくまで数日かかった。生のまぐろは食べられず、まぐろを切り身にして塩気の強いしょうゆにつけることで、生のまま届けることが可能になった。今に伝わる「ヅケ」である。まぐろの水揚げ日本一は静岡県で、全国の15%を占める。ほとんどが遠洋はえなわ漁船による冷凍まぐろである。世界には8種類のまぐろがいて、日本で消費されるのは6種類。(1)クロマグロ、高級魚であり別名ホンマグロ、大きいものは200キロを超える。今では完全養殖も可能になった。(2)ミナミマグロ、(3)メバチマグロ、(4)キハダマグロ、(5)ビンナガマグロ、(6)コシナガマグロ。種類別漁獲量では、キハダが65%、メバチが21%、ビンナガが12%で、残りのたった2%がクロマグロとミナミマグロである。